[ 大曲納豆汁 ] 伝えてゆきたい郷土の食文化の素晴らしさ、伝統の家庭料理の美味しさ
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我ら誇るべき母親の味。

納豆汁の街プロジェクト 「納豆汁で大仙を元気に!」

「温泉卵」と「お焦げ」について

我々『大曲納豆汁旨めもの研究会』では、納豆汁を通して大曲を広く認知してもらうため、目で見てインパクトがあり、尚且つ食べごたえもあるものにしようと、元来の納豆汁に温泉卵とお焦げを加えて『大曲の納豆汁』として発信してまいりました。

その効果はあり、鍋コンテストでの優勝を皮切りに、県内外のイベント等にもご招待され、広く認知されました。しかしこのたび、愛Bリーグの正会員になることをきっかけに、今一度話し合いを重ね、当初の目的である『大曲というものを知ってもらう・覚えてもらう』という原点に立ち返ろうという事になりました。
古くから大曲で家庭の味として親しまれている納豆汁、地元本来の納豆汁を自信をもって出していこうという結論に至り、見た目は寂しくなってしまいますが、温泉卵やお焦げを外す事になりました。
またそれに伴い、より大曲と納豆汁を密接なものにするため名称を『大曲の納豆汁』から『大曲納豆汁』に変更致します。
温泉卵・お焦げのトッピングされた納豆汁は『鍋将軍バージョン』として、引き続き納豆汁認定店で食べられます。
これからも、そして改めまして『大曲納豆汁』をよろしくお願いいたします。

※平成24年春から以下のように変わりました!

なぜ納豆汁で街おこしなのか?

『都会の方には恥ずかしくて地元料理は出せない』、街中でよく聞かれる会話です。でも、本当にそうでしょうか? 実際は全く逆であり、都会からの来訪者の多くは『秋田の一般家庭で食べている料理・食材の美味しさと安さに驚いた』と仰います。また『旬』を大切にし、暦の節目で食される『行事食の文化』は、都会では失われてしまった『地域の宝』だと感動します。華やかで斬新なものばかりに魅了されがちな私たちですが、地元の食文化の価値を私たち自身が見失っているのではないでしょうか?
食の安全性が問われる中で、改めて地域で受け継がれる食文化が見直されています。そこで私たちは、自信を持って大仙の食の豊かさを全国に発信すべく、『納豆汁』に注目しました。我が街の家庭料理が県外でどう評価されるかを確かめるべく、平成20年12月に山形県天童市で開催されている全国でも有名な『平成鍋合戦』に挑戦したのです。

鍋の本場『天童・平成鍋合戦』で優勝! この意味とは?

納豆汁は山形県北部から秋田県と、岩手/青森県の一部の地域で昔から愛されている家庭料理・行事食です。各々の地域や家庭によって入れる具材、調理方法(特に納豆のすり方)は多種多様で、それぞれに強く深いこだわりがあります。地域と家庭の伝統的な食文化です。
高級食材を使った派手で美味しそうな鍋達が出揃う鍋がせんで、『大曲の納豆汁』は華やかさはないが、ホッとする美味しさで、優勝=鍋将軍という評価をいただきました。自分たちが普段意識せずに食べている普通の家庭料理が、外から見るととても魅力的なものだったのです。

都会の人が感動するほどの『食の宝物』が、この地域には普通にある! 
我が郷土の食文化の魅力と価値に改めて気づき、胸をはろうじゃないですか!

「大曲納豆汁 その定義」

プロジェクトの設立趣意

この地域には素晴らしい農産物、食材、料理が埋もれている。しかし日頃の買い物で普通に購入し、日常の食卓で普通に食されているものであるため、地元ではその真の価値がなかなか理解されず、『この地域には都会の人を満足させるような旨い物はない』という声も多く聞く。しかし実際はこの地域の食文化は宝の山である。市外・都会からの来訪者に評価してもらうことによってその料理・食材の持つ価値を逆に市民が再認識する機会と場を創出する。その為の素材として【納豆汁】を内外に発信し、大仙市の地域興し・活性化に結びつける。
自信を持って我が郷里の食を内外に発信し、観光資源として外部からの来訪者に求められ・楽しんでいただける素材に育て上げ、結果的に来訪者を増やすことを目的とする。同時に日本全国に発信でき、評価され得る料理として納豆汁を初めとした様々な食材を引き出し、自らの郷里に自信を持てる子ども達を育てることを目的とする。
飲食店による料理としての提供のみならず、『納豆汁免許皆伝』者による体験型料理会を開催し、納豆汁の美味しさのみならず、この地域の農産物・食材が持つ美味しさ・素性の良さを体験的に内外に認知してもらう活動を行う。
そして納豆汁に端を発し、納豆汁を取り巻く相性の良い食材(ご飯、漬け物)を始め様々な食材・料理へと発展させる。
則ち言い換えれば、納豆汁の街プロジェクトは、大仙市を食で発信し、賑やかにする街おこしであり、この構成メンバーは食による街おこしに協力いただく仲間である。

大曲納豆汁の定義

【前提条件】
1)各家の母親の味を大切にした郷土の家庭料理・納豆汁であること。
 第十四代平成鍋合戦バージョン(おこげ+温泉卵)
2)素朴な秋田の家庭料理の心と、愛情溢れる食卓の風情を守ること。
 (奇抜な発想はこれを求めず・認めない)
3)家庭料理は各家庭の味であり歴史・文化である。優劣・順位を付けない。

【具材の規定】
1)味噌仕立てであること。
2)納豆は秋田県産納豆、或いは自家製納豆を使用する。
3)具材は基本的に地場産(秋田県産品)を主体とする。
(山菜・キノコなど地元の旬の食材を多用する『大曲の納豆汁』ゆえに、旬以外の時期・塩蔵品の確保など、年間を通じて入手の難しさも内包する。但し地元食材の美味しさ・安全さを内外にアピールする目的を持つプロジェクトであることを常に念頭に置き調理提供に努められたい)

【調理方法のポイント】
・家族への愛情と変わらぬ想いを込めて美味しく作ること。
・納豆は加熱すると極端に風味が落ちる。納豆を投入後は出来るだけ沸騰させず、焦がさない状態でお客様に提供できるよう工夫・努力する。

【提供方法のポイント】
おもてなしの心で提供する。市外からのお客様には特に優しく接客し、納豆汁に対する地元の思いと、この地の素晴らしさを語りかけ、秋田のと秋田人を好きになってもらうよう努力を怠らない。
【店舗での販売価格の規定】
納豆汁の販売価格は各店の設定で任意に決定する。
また納豆汁単品でなくとも、納豆汁を含んだ定食・御膳・コースなどの提供を行ってもよい。その販売価格も各店の設定とする。

【加盟店認定方法】
大曲商工会議所青年部及び事務局が店舗に伺って味・材料・提供の仕方・接客などを事前確認して認証の可否を決める。
認定を受けた事業所は、各店の調理責任者(原則一人)を免許皆伝の対象とし、認定証に記載する。